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レッツゴー♪ 低山&ハイキング♪

トレッキングなんて恐れ多くて言えない低山ハイキングの思い出をぽつぽつと。

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先週、ムクゲ自然園でも見たセツブンソウ。
両神山の麓、小鹿野町にも有名な自生地があるのです!


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けど、この小鹿野町という場所。鉄道組にはちょいと厄介。
西武秩父駅から出ているバスは1日4-5本。
乗り継ぎもしないとセツブンソウ園までたどりつけない。
電車とバスの時刻表を照らし合わせ、なんとかならないかな~と考える日々。
こういう時、車が使えないと不便ですな…
 
三峰口駅まで行き、そこから歩いていくことも考えました。。。
およそ1時間40分…遠いわやっぱ!

いや、バスでも行けなくはないんですよ。
ただ帰りのバスの乗り継ぎまで考えるとキツイなあと。
 
 
そこで、前から気になっていた「これ」を使ってみた。



「サイクるっとちちぶ」。レンタサイクルです!
 
 
私、自転車でぶらぶら走るのはけっこう好きなんで…
この際だから、「電動」自転車を17時まで8時間借りることにする。2000円也。
絶対電動のほうが楽でしょ!2倍の値段だけどしゃあない!!

9時に開いてさっそく受付。
サイクリングマップを2-3種類いただいたものの、セツブンソウ園まではさすがに載ってない。
最終的に説明をしてくれたオジサンに行き先を告げると、
「ええっ!!めちゃくちゃ遠いよ!?大丈夫!?」
とびっくりされてしまいました。。。
そういうお客さんはめったにいないみたい。笑
ママチャリでも往路2時間程度なら全然余裕なので、平気だと思ったんだけどなー。

それじゃあ行ってきまーす!といざ乗ってみる。(初体験)
 
…ひえええええ!!!勝手にグーンと進んじゃうわあああ!
漕ぎ始めが速いのはなんとなくわかっていたけど、予想外の加速っぷりにびびった。
慣れるまでは危なっかしい感じのスタートになりそう。。。

 

秩父鉄道はサイクルトレインといって、自転車ごと乗り込むことができる車両もあります。
輪行といわれるやつですな。
なので御花畑駅から三峰口駅までそれに乗って行くこともできたのだけど…
電車の時間まで30分ぐらい待つし、天気も良いから行っちゃおう~♪

山と高原地図で道を確認。持ってきてよかった(´・ω・`)
(しかもちょうど薬師の湯あたりで切れているので、奥武蔵と奥秩父の2冊必要)

国道140号線をひたすら走ると、まもなく浦山ダムが見えてきました。
正月早々、あそこまで歩いたっけなあ~。懐かしい。

途中、道の駅あらかわに立ち寄り、ちょっと休憩。



1時間ほど走ると、山がめっちゃ近くなってきました♪



歩道はほぼ自転車が走りやすい広さ。
いや~軽快ですな~。電チャリは「神」だと聞いていたけど、まさに「神」!!
バッテリー節約のため、平坦なところでは電気OFFにしながら走っていくことにする。
 
三峰口駅手前で県道37号線へ入る。
ここからけっこうな坂道でして、電チャリの威力発揮!!
立ち漕ぎせんでもスイスイ進むわ~~♪楽しい~♪


そんで、地図で気になっていた場所に近づいた。

  
 
狭いトンネルが1箇所あって、事前にストビューで確認したら…
や~狭い狭い。ここ歩くのはちょっと怖いわ。
全然車いなければともかく、時々通っていくんですよね~。
チャリでもけっこう怖かったので、速攻で抜けました!

 

10時半ごろ、そば福さんの前を通過。
徒歩だったらちょうど時間的に寄りたかったお店。

 

ここには猪狩山や秩父御嶽山への登山口がありました。
秩父御嶽山へは駅の近くからも行けるようなので、いつか登ってみたい♪


この先、なーんもない長い下りがあったのでスピード上げる。
電動のおかげで下りもめっちゃ速い。爽快すぎてやばい~!!!
ジェットコースター乗ってるようなスカーッとした気分になれました♪



小森バス停のほうまで行くと遠回りなので、手前で曲がる。
 走っていくと、四阿屋山の押留登山口前を通った。
この山腹にも福寿草が咲いているらしい。が、今回はスルー。
借り物の自転車を登山口に置きっぱなしにするのはちょっと気がひける。。。



今度はつつじ新道登山口前。
こちらは途中からかなり急な鎖場の続く上級者ルートだということで…
私が登るとしたらさっきの押留ルートだな…(´・ω・`)

というか山頂直下はやっぱり鎖場なので、両神神社奥社でUターンかな。。。



目的地にだいぶ近づいてきた。
セツブンソウ園の「のぼり」もちらほら見え始める。
ここまでつらい登りはほとんど無かった。37号線に入った直後のあれぐらい。



民家もすっかり見えなくなってしまった。
 道が走りやすいので、スイスイ行ける。車は時々通る程度。



2箇所の駐車場を過ぎると、人の姿も見ることができた。
誘導の人にどこに停めていいかを聞いて、セツブンソウ園入口の向い側に停めた。

停めたとたん、そこにいた中年のご夫婦のオジサンのほうに話しかけられる。
オジサン「えっ!西武秩父駅から自転車で来たの!?何時間かかった!?」
私「出てきたのは9時10分ぐらいで、今10時50分だから…1時間40分かな?」
オジサン「すっごいねえ~!いやーびっくりしたよ!そういう方法もあるんだねえ」

しきりに感心されてしまい、なんか恥ずかしかったです。。。(´・ω・`)

その後もしばらくバスの乗り継ぎのことなどを話していて…
やたら陽気な冗談好きなオジサンは1つ情報をくれました。
週末、「祭りの湯」に3500円ぐらいで泊まれば朝イチのバスにも乗れるそうで。
なるほど~前泊!そういう手もあったか!
でもどうせ泊まるのならホテルのがいいなあ。個室でちゃんと寝れるだろうし。
 
その後、オジサンたちと別れてセツブンソウ園へ入る。



入園料は300円。
混雑してる感じではなく、敷地もけっこう広いのでゆったり散策できます。

さあ~来たよ来たよ!とうとう来ちゃったよ~♪

なだらかな斜面の遊歩道を歩き出すと、すぐにたくさんのセツブンソウが迎えてくれました!



わああああ~!!!

思わず声に出てしまったほどの群落っぷり。
斜面をびっしり覆ってるといっても過言じゃないほど。



とにかくものすごい数のセツブンソウ!!
あちこち、どこを見回しても数え切れないほど。

ムクゲ植物園で一生懸命目を凝らして探したのとえらい違いだ。。。
自生地ってこんなに咲くのかあ。。。すごいなあ~!



それにしても、本当にカワイイ♪
形もかわいいけど、配色もなかなかステキ。
おしつけがましくない色合いというか、素朴な野草って感じが良い。

ちょうど満開でした。花が一番開くのが10時~14時ぐらいとのことで、時間もバッチリ。

うん、来てよかった!感無量です!!!



こうして見ると、冬枯れのただの登山道みたいな感じですけどね…(´・ω・`)
小さくて地味な花だけど、だからこそ咲いた時は感動するのかも。





30分ぐらい散策をして、小腹が減ってきたので入口まで戻ることにする。
園内にベンチやテーブルがないので、座って休憩っていうのができないんですね~。
入口前では地元の名産品や朝採り野菜などが並んでいました。

大好きなおっきりこみと、両神まんじゅうを購入♪

ほんの少し先へ行ったところにある「夜討沢 双竜の巌」でおやつ休憩。




 
室町時代に夜討ちが行われた戦場とのこと。
しばらくは樹木が生い茂った場所で…
近年になって地主さんや地元企業が伐採を行い、この迫力ある巌の景観が甦ったそう。
歴史ある場所も人の手が入らなければ自然に還ってしまうものね。。。

ちょっと昇仙峡を思わせるような感じの場所でした。

 
 
 両神まんじゅう。ほどよい甘みがなんとも美味しい♪


 
 ふと先のほうを見やる。。。現在11時半。


実はまだ、行きたい場所がこの8キロ先にあるんですよね~
「丸神の滝」という名所なんだけど…

車ならほんの15分程度だろう。しかしチャリではどうかなあ?
これがレンタルではなく、自分のチャリだったら多分行く。
でも17時までに西武秩父に戻って返さなくてはいけないのを考えると…

悩みつつ、いろいろ考えた結果、今回は諦めました。
また来よう。また来ればいいんだから。

後ろ髪を引かれる思いで、来た道を戻っていきます。


帰路は20分ぐらいで着く道の駅両神温泉薬師の湯へ。

 

じんわり汗をかいてはいたけれど、着替えを忘れたので温泉には入らず。
土産物や野菜を売っている売店で見つけた名物のお弁当を昼食にする。



売店内のレンジで温め、隣の休憩所で食べられるようになってました。
3人ぐらいの人しかいなくて、広々してゆっくりできた♪

うーんしかし本当は、小鹿野町のレストランに行きたかった。。。
ちょっと距離があるのでお昼が遅くなっちゃうんだよね~残念。次の機会に!

 
 
薬師の湯からちょっと走ると、高台に中華風の東屋が見えてきた。
まだ12時半過ぎだし、せっかくだから寄ってみる。
ここからも四阿屋山に登れるらしく、奥で鳥居山コースと繋がっているっぽい。



ずーっと石畳なのかなあ?
なんとなく自転車と一緒に登っていくことにする。(駐輪できそうな場所がない)

…けっこうな急坂でチャリ押していくには重い。途中で平坦な所がありそこに駐輪。

  
 
オウバイかな?
見事にしだれ咲きしてました♪





梅も満開!キレイ~!


 
 あとちょっと!!


 
 着いたー!
「観景亭」…かんけいてい?って読むのかな。

 
  
観景亭からの眺め。
真ん中にあるやはり中華風の建物が、神怡舘(しんいかん)。
少し前にTVで偶然見たけれど、残念ながらもう閉館してしまったようです。
が、近々クライミング施設としてオープン予定らしい。

その奥の白い建物がたぶん国民宿舎両神荘。
両神山に登る人ならばお世話になることもあるのでしょう。いいな~。

 

中央が四阿屋山。
722mの低山とはいえ、山頂直下に鎖場と岩稜があるので初心者お断り感アリアリ。

帰り際に鳥居山コースをちらっと見てみた。
暗い樹林帯。踏み跡があんまりはっきりしていないように見えたけど…
人の少ない静かなコースだそうで、不安要素もちょっとあるかな。
   
 

帰りは小鹿野町をぐるっと回っていくことにする。
途中、県道279号線との合流地点を通過する時に「両神山」という文字を見つけた。

ああ…あっちに行けば両神山の麓まで行けるんだなあ。



向かい側は秩父御嶽山などの山並みが広がっている。いい眺め~♪

少し走るとぽつぽつ民家も見え始め、お店なども増えてきた。
この辺が小鹿野の中心部なのかな~と思いながらひた走る。
信濃石交差点で国道299号線に入り、そこからミューズパークの裏側を回りこんで登っていく。

 

途中、峠のような坂道があり、そこからの眺めが抜群だった♪
電チャリだからこそ余裕もあったけどね…(´・ω・`)

14時過ぎには秩父鉄道の踏切を越え、国道140号線へ入る。
秩父駅近くの「道の駅ちちぶ」にて最後の休憩。
わりと混雑していて、お店も人がいっぱい。

 

そして…西武秩父駅に到着!無事ゴールしました~!
14時43分。9時過ぎから5時間半以上の道のりでした。
頑張ってくれた電チャリを記念撮影。
まさか峠越えや山奥まで行くとは思わなかっただろう。(´・ω・`)
おつかれさま!!

お尻が痛くてこれ以上乗る気が出ない。
15時にはもう返却しに行った。
「まだ2時間ほどあるけどいいですか?」と聞かれたけど…さすがに無理っす(´・ω・`)


といいつつ、140号線走ってる途中で
「このまま横瀬に出て武甲山の麓まで行ってみるというのもアリか…?」
とか考えてたりしましたが。笑
さすがに時間オーバーになりそうですぐに却下。



電車の時刻まで開いたので、祭りの湯のお土産屋でいろいろ見て回る。
ポテくまくんシリーズ、けっこういろいろあるのね。
特にかりんとうは味噌味で変わってて美味しい。

おっきり込みは翌日の夕飯になりました。
具材が間に合わせだったのもあるけど、やっぱりお店で食べるほうが美味しいなあ。


結論:サイクリング、すっごく楽しかった!!

またいつかチャリで走りたいです。
丸神の滝にも行ってみたいし、両神荘でも借りれるみたいなので。
長瀞や皆野にもレンタル場所があり、そこを起点にあれこれルートを考えるのも楽しそう♪


…ああ電チャリ欲しいな。通勤楽だって友達も言ってたし。
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プロフィール

HN:
ぐまこ
性別:
女性
趣味:
音楽、写真、旅行
自己紹介:
アラフィフ。
ぶらぶらぼっち行動好き。
高いピークを目指すよりは、低山樹林帯の山歩きが好き。
秩父線沿線or高尾山近辺へ出かけることが多いです。

好きな山・今一番登りたい山は武甲山♪

最近楽しみなことは、グレートトラバースを見ること♪
田中陽希さん、尊敬&応援してます!

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