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レッツゴー♪ 低山&ハイキング♪

トレッキングなんて恐れ多くて言えない低山ハイキングの思い出をぽつぽつと。

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陣馬~高尾のほかに近々やってみようと思ってた縦走ルートです♪
足がもつかな…という不安は大いにありました…(´・ω・`)


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しかし!年末にちょびっと自信がついた今の私ならいけるよ!!
行っちゃえー!!

…という、変な気合いで出発したワケです。


そして。
この山行は、休憩の大事さと強引な歩みの進め方に対し、改めて警鐘を鳴らしまくる結果となるのでした。



スタートは青梅線の古里駅。午前8時すぎ。
つい「ふるさと」と読んでしまいがちですが、「こり」です。

数人のハイカーが降り、私の行く大塚山方面にも何人かが歩いていきます。
万世橋を渡り、舗装路をずんずん進む。

大塚山・丹三郎ルートのCTは1時間40分。
意外に距離があるなあ…と思いながら行くと…



丹三郎屋敷長屋門に到着。
江戸時代中期にに建築されたという、奥多摩町指定の有形文化財だそうです。

が、この日まで冬休みと書かれていて、中には入れませんでした。
それから「一」のつく日はお休みなんだとか。
一日、十一日、二十一日、三十一日…ですね。
何故なのかは不明。




しばらく行くとようやく大塚山への標識を発見。
近くに長福寺という小さなお堂があるので寄ることに。

トイレマーク書かれてるけど、工事中だった(´・ω・`)

うーん、冬場のトイレ事情は凍結以外でもちと厳しいのう。



8時32分スタート。
民家やお墓の横を抜けて進むと、イノシシ避けの柵。

そういえば熊はおろか、幸いイノシシにも出遭っていない。
奥多摩にはカモシカなんかもいるようだけど、鹿も見たことないなあ。
もっと奥深いところまで行けばいるのかな?
蕎麦粒山とか、雲取山とか…
そんなとこ、いつになれば行けるのかわからんけど^^;
 

 
わかりやすい、普通の登山道。

大塚山はわりと地味めな山で、山頂からの眺望もないという。
私もTVで見るまで名前すら知らなかった。
BSのにっぽん百名山で、大塚山から御岳山、そして大岳山へのルートを紹介していて初めて知ったのでした。

大岳山も行ってみたいと思うものの…
山頂直下に岩場・鎖場があるとのことで、まだまだ先の話になりそうです…
 


一度、林道と交差。
渡ってすぐの向かい側に登り口。
標識もちゃんとあるので心配無用♪


 
途中、不思議な形状の木に到着。
飯盛杉という、なんだか美味しそうなお名前。笑



見上げるとオバケみたいな感じにも見えてしまう~。
この木だけが腕のように何本も曲線を描いて伸びている。
まわりはまっすぐな杉の木が並んでいるのに…不思議ね~。

 

急登はいったんおさまり、なだらかな道へ。
他に見るべき場所もないコースなので、黙々と進む。



真ん中あたりにアンテナが見えた。
あれがきっと大塚山♪



尾根道っぽいところを進む。
時々登りがあるけど、こういう道は好きだな~。

枯れ葉で道が見えないところもあったりして、踏み出しに躊躇したり。
登山道がえぐれてたりすると深さがわからないから…



ん!?

なにあれ!?

もしかしてスズメバチの巣!?




違った。。。

何これ?お尻??(´・ω・`)イヤン


不思議なお尻の木を横目に、どんどん登る。



山頂直下の休憩所まで来たぞー!

…でもここ、何にもありません。トイレがありそうで実はない。
広いし、立派な屋根つきなのに…
天気急変した時などには良いかもしれない。

少し戻り、山頂方面へ向かう。



さっき見えたアンテナの横を過ぎる。
ここまで上がってきたんだなあ~。



後方にちらほらとハイカーの姿を見かけつつ、先へ。
あともうちょい!!



10時15分、大塚山山頂着!標高920.3m。
御岳山とほぼ同じぐらいですかね。
あちらは表参道がずーっと舗装路なので、あんまり登りたくないけれど…

それにしても山名標識が渋いっつーか…
なんとも味わいの感じられない無機質さ。せめて木に手書きなら良かったのに~。

たしかに眺望はないけれど、そこそこ広いし、ベンチもいくつかある。
ここから先、まだ長いのでおにぎり食べてしっかり栄養補給!



御岳山へ向かう道は、ほぼ下り。
ケーブルの駅があるほうには行かず、ビジターセンター目指して進みます。

お天気も良く、ぽかぽか日和。登山日和だね!



10時50分、ビジターセンター前に到着。
ここでは大事なWCタイム。
けっこう人が増えてきたので、早々に出発。
細い御岳集落の道をどんどん進む。



神代ケヤキの前まで来ると、人が集まっていた。
この急坂が~けっこう、いやかなりキツイ。
山道の急登より歩みが遅かったかも。一歩がなかなか前に出ない。

 

階段を上がって、御岳神社直下まで来た。
これを登りきれば…御岳山山頂標識がある!!



…そうなんです。

わざわざ神社に来なくても日の出山には行けたんです。
が、どうしても神社に来なくてはならない事情がありました!

レンゲショウマを見に来た時に、うっかりして山頂標識を見逃してしまった私。
今日こそはしっかり見届けなくては!!


上がっていくと、たくさんの人がお参りをしたりお守りやお札を購入してました。
お参りをすませ、そそくさと奥へ進んで行きます。



前回はこれも見なかった気がする。。。
正面に奥宮が見える遥拝所です!
にっぽん百名山の回ではたしか奥の院へも寄っていたなあ。
けっこうなアップダウンがあるとのことなので、厳しそうだ…(´・ω・`)

で、お目当てはというと。



通り過ぎちゃってたわ。てへ。
見つからなくてしばらくぐるぐる回ってたし。。。



はい、11時23分、御岳山山頂到着!標高929m。


よしよし、これで思い残すことはないぞ!

階段を下って、日の出山への分岐まで戻ります。



実は…お土産屋さんの並びにお蕎麦屋さんもあって。
そこで食べようかなーとも一瞬思ったんですな。

が、帰り道の五日市駅までの間に美味しい洋食屋があるそうなので…
頑張ってみようかなーっとガマンの子で行っちゃいました。。。


今思えば、やっぱりそこで食べていけばよかった。(´・ω・`)



日の出山に向かう人はやはり多く、朝よりも姿を見かけるように。
途中の御岳神社の鳥居あたりまではなだらかな一本道。
逆からですけど、くぐって一礼。

上養沢バス停への道を分け、20分ほどの登りへ。



地味にキツイ階段。。。
己を鼓舞して黙々と登る。惰性と根性で登る。



20分とあったけど、やたら長く感じた登りだった。
階段が終わってからもさらに登りが続きます。

なんか小屋が見えてきた。あれが東雲山荘?

一度トイレのある場所に出、一息入れる。



うおー。足が上がらねえええ。
石段の高さヤバイ。下ってくる人も大変そう。



石段で終わりかと思ったら、まだ先が…(´・ω・`)

でもなんだか人の気配がすごいぞ。たぶん頂上だろうけど…



そこにいたのは大勢の老若男女!

思わず「うわっ、すごっ!」と声に出してしまったほど。苦笑

と、とりあえず山頂標識の写真をば。


12時13分、日の出山山頂着。標高902m。



いや~人気のある山と聞いていたけど…
これほどまでとは!!って感じ。

しかも高齢の団体さんが多いみたいで、輪になって座ってたりするものだから…
座る場所が見つからなくて、写真だけ撮ってすぐ降りよう~ということに。
写真も、撮る方向すべてに人が写ってしまう。いたしかたないことだけれど。

トイレの場所まで戻り、水分補給だけ済ませる。
本当はここでゆっくり体を休ませなければいけなかったのだろう。

団体さんが身支度を整える前に出発したいところ。
その気持ちが焦りになってしまい、慌てての下山になった。



こんなに混んでなければつるつる温泉行きもいいな~と思っていたけど…
いやいや、とにかくすごい人。人。人だったもので。

予定通り、金比羅尾根方面へ。



中央の禿げたあたりに、つるつる温泉方面へ向かう団体さんの群れが見えます…
あちらのほうが断然短いコース。
金比羅尾根は普通に歩けば2時間半~3時間弱かかる。
なので、あんまり人もいなくて静か。


 
 実は白岩の滝という所にも行きたかったんだけど…
そっちは崩落のために通行止め。
しかたなく金比羅尾根を武蔵五日市駅方面へ。


 
特に険しい場所もなく、ひたすら長いルート。
でも景色は抜群!!空と雲の色がキレイ♪

時々、反対側から来るハイカーに会う程度で本当に静かな尾根歩きが楽しめます。



途中にある麻生山。
一瞬迷ったけれど、今日は長く歩いてきて疲れも出ている。
眺望がどうとかも調べてなくて、情報が少ないのもあるし。
またの機会にしよう…と巻くことに。

そんで、巻き道もかなーり長かった。



ようやく反対側の麻生山登り口まで来ると、ちょうど降りてきた中年のグループに出会う。
「上はどんな感じなんですか?景色とか見えます?」と聞くと、
「景色はまあまあ見れますよ。でもこっちから登るのはザレてて滑るよ」
とのこと。どうやら先に見た方から登るべきらしい。

まあ、次の機会にということで。



ここ、けっこう狭い道なのですけど、伐採されているので景色はなかなか良い。
こういう場所はわりと足元にも気をつけて、注意しながら歩くのだ…


おそらく、この先のフツーのなだらかな道だったと思う。。。

なんとなくふくらはぎが攣りそう~と思いながら、ダラダラ歩いていたところ。


地面に張り出していた木の根に「ガッ!!」と足を引っ掛けてしまい…

え?あれ?何?(グラリ…)
えっ…う、わあああ!!(ドシャアアーーッ)

って感じでスローモーションのように前方に倒れこんでしまいました。。。

なかなか顔から転ぶことも少なくなってきていて、ショッキングな転倒でしたさ。
おまけに引っ掛けた木の根にそのまま左膝を強打してしまい…

なんと両ふくらはぎが攣っちゃって、まったく動けなくなってしまいました!
動かせるのは腕と上半身のみ。
ぎゃーどうしよう。
とりあえず身体を起こして山側に寄ろうとするけど足が動かない。
いてーいてーと呻きながら、しばらくそのまま倒れてました。。。

ゆっくり座る休憩もとらずにきちゃったせいだろうな…
日の出山から下りる時に攣り対策の薬は飲んでいたんだけど、ダメだったか。
痛む足をさすって伸ばし、なんとか動けるように。

完全に油断してましたね。。。
わりと広めの場所で、崖側に転がり落ちなくて本当に良かった(´・ω・`)

「転倒・滑落」。一番気をつけないといけなかったのに。

とりあえず転んでいる時は誰も通らなかったので見られませんでした。。。
あー恥ずかしい。軽くショックを受けた出来事でした。



いよいよ金比羅山が近くなってきた様子。
ここらへんまで来ると、犬の散歩のような軽装の人にも出会うように。

 

山名標識発見!
…って、ここじゃないのか。琴平神社のとこか。

 

14時54分、金比羅山山頂着。標高468m。
中の様子が全然見れないですけど、最後まで無事に下山できるよう祈る。



神社の裏側にはこんな巨岩が。
神社に出る手前に、こちらへも直接来れる道があった気がする。

 

東屋とトイレの前は樹木で囲まれてたけど、ベンチがある。
琴平神社から下山道へ降りるあたりに見晴らしの良い展望場所があった。
上で出会ったランニング中のオジサンに教えてもらって、こっちから降りることにしたけど…

おおお!ほんとに見晴らし抜群だ♪
武蔵五日市方面がよく見えます~!



神社からの道は広くて下りやすく、ランニングのオジサンもさーっと駆け抜けていった。

あー、あとは洋食屋さんでご飯だ。。。
でもランチタイムすっかり過ぎてるし、どうかなあ…


と心配していったら、やはり昼の部は終了し、準備中でした。
哀しい。。。

他に開いてる店もあったんだけど、寿司とか蕎麦とかで。
違うんだ、なんでもいいからパンチの効いた脂っこいものが食べたいんだ!
と、結局食べずに駅まで行く。



16時05分、武蔵五日市駅に到着。
途中下車するのもなんだか嫌なので、もうここからまっすぐ帰ろう。。。
そう思いながら駅構内の自販機で何か飲み物を…と向かってみると。



こんなものを発見し、思わず購入。
トン汁とか、けんちん汁とか大好きなんで…♪
温かいものを飲むと安心して元気が出ますね~。


帰宅後…
強打した左膝下はジンジン痛んだけれど、両膝に軽い擦り傷を作っただけでした。
 
なんとラッキーな。というか丈夫なことに感謝感謝でございました。

お尻からズズッと滑ったことは何度もあるけど、顔から倒れたのは初めてだったしな。
子の権現の足腰お守りのおかげ…と信じたい。


ホント、休憩は大事だってこと身に沁みました!
塩分・水分補給は気をつけていたけど…
もう若くないんだからね~自分の体力考えながら山行せねば。
 
そしてこの日は、いつものミドルカットではなく買ったばかりのローカットシューズだったこともいけなかったんだろう。
やっぱり足首固定されているほうが安心感があるもの。


…とまあ、いろんなことを考えさせられた山行となりました。
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自己紹介:
アラフィフ。
ぶらぶらぼっち行動好き。
高いピークを目指すよりは、低山樹林帯の山歩きが好き。
秩父線沿線or高尾山近辺へ出かけることが多いです。

好きな山・今一番登りたい山は武甲山♪

最近楽しみなことは、グレートトラバースを見ること♪
田中陽希さん、尊敬&応援してます!

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